« 暑い夏が始まりました | トップページ | 9月の宮司のひとことについて »

2006年8月20日 (日)

気の利いた神主

どうも、ご無沙汰しています権禰宜の鈴木です

今月始めに神職の講習会という、まあ一種の修行期間に入って早いもので来週でようやく半分がすぎます

今まで、神職の講習会には2回行ってまして
今回が3回目なのですが

まだまだ勉強不足だということを痛感させられています

日本書紀などの古典や宗教法人法などの法律
他には神社と環境の問題なども問題も勉強しています

さて、講習会では朝と夕方に、神殿の前でお祭りを行います
そのときに時々、講師の方が短い話をしてくださいます

先日、朝のお祭の時に講師の方が「気のきいた神職になってください」とおしゃっていました

前にある先輩神主さんに「常に神様のことを考えなさい」といわれたことがあります

この言葉は神職をやっているとよく言われます

神職になりたての時、私はこの言葉の意味を「信仰心を持て」ということだと思っていました

もちろん実際にそういう意味もあります
その時に先輩の神主さんに「その意味もあるが、もう一つの意味もあるんだよ」と教えていただきました

それは、神様のことを考えることが全ての所作につながるということです

例えば右と左のどちらの足から前に出るかという所作があります

自分からみて神様のいる神殿が右にある場合、左足から進みます

所作の教科書にも、もちろん文章で書いてありますので、それを暗記しても良いわけですが

考え方として言えば右前に神様がいるのに右足から進むと神様に向けて足を出すことになる
ようは神様を蹴ってしまう形になります

このような所作をただ暗記するのでなく、常に神様を考えろれば自然と足がはこぶようになります

これが「常に神様を考える」という意味だと私は先輩の神主さんに習いました

講師の先生の言った「きのきいた神主」というのも同じです

お祭りの準備や、実際のお祭りのときも常に神様のことを考え信仰心を持ち、周りの人から見ても、そして神様からみても「気がきいている!」そう思われることが大切だという意味なのだと思います

来週は主に祭式という、お祭りの所作の勉強があります

神主の資格を取り、普段は神社で実際にお祭りをしていますので、つい自分では気づかぬうちにクセがついていしまいます
なかなか普段ですとこのクセを直す機会はありませんので、来週はみっちりと勉強しなおしてきて

「気のきいた」神主になれるよう精一杯勉強して来ようと思います

(権禰宜 鈴木)

|

« 暑い夏が始まりました | トップページ | 9月の宮司のひとことについて »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事