重陽の節句について
例年10月に執り行っておりました「五節句・重陽の節句」ですが
本年から元に戻しまして9月9日に執り行うこととなりました
それに合わせ「菊酒の振る舞い」と共に古来行われておりましたいくつかの祭事も復元をさせていただきます
●「茱萸嚢(しゅゆのう)」
呉茱萸(ごしゅゆ)の実を緋(ひ)色の袋に納めたもの。
茱萸嚢は、中国の故事にもとづくもので、災厄を除くものとされ柱にかけられ
端午の節句で薬玉と差し替える習わしでした
●「後の雛」
江戸時代にはこの重陽の節句にお雛様を飾る風習が生まれました。
春に行われるひな祭りに対して半年後の秋に飾られるので「後の雛」(のちのひな)と呼ばれます
●「着せ綿」
重陽の日に白菊には植物染料で染めた黄色の真綿を、黄色の菊には赤い真綿を、赤い菊には白い真綿で覆い、あくる早朝に朝露を含んだ綿を菊より外し、その綿で体を体を払えば菊の薬効により無病であるといわれました
また、これに合わせ古来より無病息災の薬効があるといわれております銀杏にちなみ
月9日の当日限定で当社のご神木「枝垂れ銀杏」のお守りの授与を執り行います
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